教会紹介


私たちの教会は、ひとり一人の主体性を大事にするバプテスト教会です。
バプテスト教会は、プロテスタントに属する会衆教会です。
私達の教会は、米国南部バプテスト連盟の宣教師によって始まりました。

日本への米国南部バプテスト連盟の伝道は、1889年に宣教師の派遣によって始まりました。
その後、幾多の変遷を経て、1947年に日本バプテスト連盟(後述)が結成されました。
 
広島での伝道は1919年に開始されました。
戦時中も礼拝を捧げていましたが、原子爆弾によって建物が倒壊し、6名の教会員が亡くなりました。
1947年、日本バプテスト連盟に加盟すると共に、教会堂が与えられました。
千田町、中町、舟入町と三回、教会の場所を移転しています。

 バプテスト教会の特徴は、次の通りです。

  1,聖書を重んじる。

  2,キリストを信仰の中心とする。

  3,ひとり一人の主体的な信仰告白をもって洗礼(浸礼形式)をおこなう。

  4,万人祭司の立場に立ち牧師と教会員の身分的違いを認めない。

  5,会衆主義により民主的教会を運営をおこなう。

  6,国家によって宗教が利用されることを排するために政教分離の原則に立つ。

私たちの教会は、日本バプテスト連盟に加盟し、協力して歩んでいます。日本バプテスト連盟は、現在約325の教会・伝道所が日本各地にあります。また、福岡の西南学院、北九州の西南女学院、京都の日本バプテスト病院をはじめ、社会福祉法人やホームレス支援などのNPOの活動を支えています。

私たちの教会の使命

使命聖句 「神を愛し、隣人(りんじん)を愛する」 ルカによる福音書10章27節

 私たちは聖句に基づいて、次の使命をもった教会として歩みます。
   1,すべての人に開かれた教会
   2,被爆地に立つ教会
   3,次世代を育てる教会
(解説)
 私たちは、「神を愛し、隣人を愛する」教会です。私たちは、神の愛に応え、キリストに聞き従い、キリストを礼拝し、キリストを宣べ伝えます。そして、隣人の喜びや苦しみを共にし、「人を大切にする教会」を目指します。     
 私たちは、すべての人に開かれた教会として、地域社会・近隣教会の必要に耳を傾け、豊かな交わりを築いていきます。私たちは、被爆地に立つ教会として、「平和」・「いのちの尊厳」・「和解」が実現するために、世に仕えます。私たちは、次世代を育てる教会として、変革を恐れず、子どもから高齢者まで希望を抱き、成熟した群れとなることを目指します。
(日本バプテスト広島キリスト教会 2012年5月13日定期総会)